バートリーのさいとうです。
今回は
【アートのミカタ】ラジオでアートを楽しむ。実は新しいアートの楽しみ方
を紹介していきたいと思います。
アート、言い換えると美術や芸術。
アートをビジネスに生かすみたいな文脈では、アート思考なんていう言葉も出てきて、アートに対して詳しくなりたい!とか、ビジネスに活かしたい!という需要も高まっています。
その流れで、今回はアートを楽しむ方法として、ラジオという選択肢を紹介できたらと思います。
というのも、実は僕が運営している『アートのミカタ』というチャンネルがありまして、これが自分で言うのもなんですが結構勉強になる。笑
なぜかというと、僕と一緒に話しているもう1人が、画家の卵で美術全振りマンなので、その知識と美術や芸術に対する見方をすごい学ぶことができるんです。
宣伝は後でするとして、まずは、この記事を通して
- アートの楽しみ方の概要を知ることができる
- なぜアート思考が注目されているのかわかる
- アートが美術館などに行かなくても楽しむことができるものだとわかる
- アートをラジオで楽しむことができるようになる
と思いますので、アートを手軽に自宅で楽しむ方法を知りたい!という方は、ぜひ最後まで記事を読むのと、ラジオを拝聴いただければと思います。
アートの楽しみ方って?
ではそもそも、アートを楽しむためには、”何をすれば”いいんでしょうか?
パッと思いつくところでいくと
- 美術館に行く
- 美術の本を読む
- 個展や絵画展に行く
みたいな感じでしょうか。
どれも正解ではあるものの、これにはまだ重要な視点が欠けています。
それは、「アートの見方」です。
言い換えると、アートをどう見るか、何を見るか、どう捉えるかなどです。
例えば、美術館でアート作品が目の前にパッと現れたときに、何を考えますか?
美術館で見ることができるくらいですから、名画が多そうですね。
かつての僕は
「作者は誰だろう」
「なんか上手だなぁ」
「この書き方とかどうしているんだろう」
「何を書いているんだろう」
みたいなことを考えてました。
これらは、HowとかWhoに寄っていて、言ってしまえば「学校の美術の時間で学んだこと」をそのまま問いに直している感じでした。
でも、正しいアートの見方、つまり本当にアートが面白いところは、ここにはないことを学びました。
本当に楽しいのは
- なぜこの絵が描かれて、しかも評価された/されなかったのかという、当時の社会の姿
- その時代背景には何があるのか(どうしてその絵が描かれることになったのか)という美術と社会の歴史の流れ
- 作者は何を描こうとして、何を表現したかったのか、それはどう革新的だったのか、という作品に込められた制作意図
のようなことを考えながら、必要な知識と照らし合わせながら、想像を膨らませていくことだと思うんです。
(考えるだけなら自由なので。)
もちろん、これらに答え(= 作者が込めた意図など)は存在するものの、実際にその作品に対する考えや解釈は千差万別ですよね。
しかし、この解釈を論理と想像力で創り出していくプロセスこそ、アートの本当の楽しみ方ではないかと思います。
アート思考が注目されている理由
ここまでで、アートの楽しみ方は、作品に込められた時代背景や制作意図、作者が表現したかったことを想像するプロセスだという話をしてきました。
では、「アート思考」という言葉が注目されている理由はなんでしょうか?
それはまさしく、現代の社会の急速な発展によるものです。

技術が発達し、ITの力を活用して日々世界がどんどん変わっていく姿は皆さんも目の当たりにしていますよね。
それに伴い、人間の欲求や課題というのも日々複雑化しています。
こんな時代に、今までのように論理だけで答えを導こうとするのは、非常に時間がかかり、かつ革新性も生まれにくくなってしまいます。
ここで、論理に上乗せする形で、その人の感情や感性、思考を加えて、より良い意思決定を行うという点で、アート思考は有用です。
言い換えれば
「既成概念の外し方」
https://udemy.benesse.co.jp/business/skills/art-thinking.html
を理解することが、アート思考をビジネスパーソンが手に入れるメリットになりうるということです。
まとめると
要は、論理だけだと今までの常識は覆せなくなっちゃうから、既成概念(固定概念)のロック外したいよね、そのためにアート思考ってのがあるんですよ!
ということになります。
ラジオでアートを楽しむ
では、ここからは半分提案、半分宣伝(笑)となります。
まずは提案から
アートの楽しみ方は分かったけど、今のご時世的に美術館とかには行きづらいし、そもそも展覧会とかも中止になってしまっている…
そんなあなたに、ラジオという選択肢を提案します。
ラジオでアートを楽しむメリットは、以下の2つです。
- スマホさえあれば、いつでもどこでも、手軽にアートの世界に飛び込める
- 別の人の考えを聞く中で、自分の考えを作り出す機会を得ることができる
それぞれ詳細に説明していきます。
スマホさえあれば、いつでもどこでも手軽にアートの世界に飛び込める
今やラジオアプリは当たり前になってきて、僕たちが利用させてもらっているstand.fmもその一つです。
かつ、美術館のように時間とか場所に制限はなく、本当に手軽にアートの世界に足を踏み入れることができます。
もちろん、実際に作品があるわけではないので、ググって検索した画像を見ながらにはなりますが、それも含めどう自分は考えて、どう捉えるのかという機会を得ることができます。
大切なのは、自分なりの解釈を得ようとするその過程だから、それでいいんです。
別の人の考えを聞く中で、自分の考えを作り出す機会が得られる
実は、こっちの方が意外と機会として得にくいことかも知れません。
特にアートに触れはじめの方は、とりあえず美術館に来たものの、何をすればいいいのかわかりませんよね。
僕もそうでした。
ですが、ラジオでは、パーソナリティ自身が作品に対して考えを話しているのを聞きながら作品を見ることができるので、最初のとっかかりにはもってこいです。
そこから、
「自分はこう考えるな」
「そんな捉え方もあるのか!」
などの気づきが得られると思います。
そこから、少しずつアートの世界に入り込んでいくうちに好きな作品、作家と出会って、更にのめり込んでいく。
こんな世界線もありそうだなと思っています。
アートのミカタの立ち位置
ここまで、ラジオでアートを楽しむメリットをお伝えしてきました。
最後に、宣伝をして終わろうと思います。
冒頭でもちょろっと紹介しましたが、僕たちが運営する「アートのミカタ」は、stand.fmというラジオアプリで配信しています。(今後、Podcastなど別のプラットフォームでも配信予定です。)
このラジオのコンセプトは
「いつでもどこでも、スマホ一台で楽しむことができる、新しいアート体験を」
です。
特徴をまとめると
- アートリテラシーに天と地の差がある2人による、雑談型アートラジオ
- 一般人的な解釈と、専門的な説明両方を聴くことができる
- 時代の流れに沿って、キーとなる作品だけを取り扱っている
の3つです。
僕自身が考えるこのチャンネルの立ち位置は
かつての僕のように、「アートに興味があるけど何すればいいのかわからない!」という方に聞いてもらいたい、ゆる系アートラジオ
だと思っています。
興味を持っていただいた方は、こちらのリンクから最新話をお聴きください。
まとめ
今回は、【アートのミカタ】ラジオでアートを楽しむ。実は新しいアートの楽しみ方というテーマで、宣伝含めお話ししました。
1人でも多くの方の、アートの世界への入り口となることができたらいいいなぁと思ってます。
普段は、このブログは、月に15本を目標に、実務から学んだプログラミングのあれこれを発信しています。
気になった方は、他の記事も覗いてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。