エンジニアキャリア論

【エンジニアインタビュー】成功の秘訣は「逆算」。バレエのように夢中になれる仕事を求めて

バートリーのさいとうです。

今回は、僕もメンターとしてサポートさせていただいた、未経験からエンジニアに転職を成功させられた、平田さんにインタビューをさせていただきました。

この記事について

内容としては、エンジニアになろうと思ったきっかけから、どうエンジニアへの転職を成功させたのかまでぶっちゃけトークをしてもらいました。

この記事は、以下の方に向けて書かれた記事です。

  • これからエンジニアを目指そうとしている
  • エンジニアを目指すべきか悩んでいる
  • エンジニアとして転職を成功させた人の実体験を聞きたい
  • 自分がエンジニアになれる自信がない

インタビューを受けてくださった平田さんも、全くプログラミングは関係ない事務職から、見事エンジニア転職を成功させました。

必ず皆さんがエンジニアを目指す上での参考になるかと思いますので、是非最後までお読みください。

本編

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本日はよろしくお願いします!

平田さん(以下敬略、平田):よろしくお願いします!楽しみにしてました!

エンジニアになろうと思ったきっかけ

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早速質問に入れればと思います。まずは、一番最初のエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてほしいです!

平田:元々エンジニアになろうと思っていたわけではなく、徐々にエンジニアになることを決めていきましたね。
私の過去から少しお話しすると、小学生の時からクラシックバレエをやっていて、15歳の時にドイツの大学に入学をして(ドイツでは15歳から大学が始まります)、そこでもバレエに夢中で打ち込んでいました。
本当にバレエのプロになりたいと思っていましたが、練習中に大きな怪我をしてしまい、そのタイミングでバレエの道を諦めることになりました。

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それは大変でしたね。

平田:そうですね、辞めて帰国してからは無になってしまい、しばらく何もできないままでした。でも何かしないとと思い、前職まで務めていた事務職として就職しました。
ただ、バレエをやっていた時のようになかなか夢中になれなくて。働いて4~5年経った2022年の3月頃から新しいチャレンジをしてみたいと思うようになりました。

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そこで、エンジニアという仕事と出会った?

平田:最初から明確にエンジニアを目指していたわけではなく、現実的なところで営業などの職種などを探していたんです。でも、全然興味が湧かなくて…笑
そんな中、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を参考に自己分析などをしてみると、自分は何かを作る事が好きなんだとか、自分の価値観にプログラミングという手段が合っているかもしれないと思い始めました。
前職でもエクセルなどで関数を組んで業務を効率化したりとプログラミングがもっとできたらなと思うこともあって、これなら夢中になれるかもしれない!と思い始めたのがきっかけでした。

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僕も『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は好きな本です。かなり大きな方向転換だったと思うのですが、不安はありませんでしたか?

平田:正直ありましたね!(笑)
なので、「未経験 エンジニア 転職」みたいな感じで色々調べたりする中で、スクールに通うと良さそうだという事が分かってきて、それからプログラミングスクールの無料カウンセリングなどを受けてみました。
あとはスクールの評判を調べて比較検討したり、実際の卒業生のインタビューを読んだりして、本当に大丈夫なんだろうか…という不安を解消できるように色々調べていました。

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色々書いてあるけど本当に大丈夫なのか…?って不安になりますよね。一番不安を感じていたことを挙げるとしたらなんですか?

平田:私は結構、エンジニアといっても色々な括りがある事が漠然と分かった時に、より詳細にどんなことをするエンジニアになれるのか、が不安でしたね。
具体的には、私は元々システムエンジニアになりたくて。でも今思い返せば、システムエンジニアってどこまで何をするかもよく分かっていなかったんです。
そういう意味で、もしスクールに通ったらどんなエンジニアになれるのかが分からないのが辛かったですね。今でもよく分からない部分があります。笑

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そう言われると、会社によって少し定義というか言い方が違ったり、明確な定義が存在しない気もしますね。その上で、スクールに通うことに決めたんですか?

平田:そうです!色々検討して、結果としてはテックキャンプに通うことになり、そこで本格的にプログラミングを学び始めました。

エンジニアになるまでの過程で感じたこと

転職を決意~スクールの受講開始

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ここまでは、エンジニアになるきっかけについて聞かせていただきました。
ここからは、スクール選びの時点から転職期間まで、「ぶっちゃけこんなことを悩んでいたり心配していたりしてた」ということを教えてもらえればと思います!
まずは、スクールに入る前に抱えていた不安があれば教えてほしいです!

平田:包み隠さず話すと、実はそんなに悩みはなかったのですが、やはり不安はありました。具体的には、お金・キャリア・スクールに入った後の自分についてです。
仕事を辞めて収入がない状況でスクールに通っていたので、やはりお金は不安でした。とはいえ、有給などを使えたりと比較的余裕があったかもしれません。
また、キャリア面では経歴に穴が開いてしまうことになる事が不安でしたね。

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キャリアに穴が開くのは不安ですよね。実際にやってみてどうでしたか?

平田:転職などの際に色々突っ込まれるのかなとか思いましたが、意外と大丈夫でした!笑

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それは素晴らしいですね!逆にそれだけ真剣にエンジニアになろうとしていることが伝わるのはプラスに働くとすら考えています。スクールに入った後の不安というのは?

平田:一言で言うと、自分が学習を続けられるかどうかですね。仕事を辞めてだらけちゃうんじゃないかとかなり不安でしたね。自分の意志の問題でもあるかもしれませんが…

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こちらも実際にやってみてどうでしたか?

平田:むしろ忙しすぎて、休む暇がなかったです。笑
でもそれだけ夢中になって勉強してましたし、濃密で楽しい時間でした。

スクールに入った後~スクール卒業

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今スクールに入った後の話を少ししてもらったので、そのままスクールに入ってから抱えていた悩みについても教えてもらえますか?

平田:不安はなかったですが、同じチームメンバーのカリキュラムの進捗が早すぎて焦りましたね。全部のカリキュラムを1ヶ月で終わらせる猛者もいたりと、そう言う意味では刺激的な環境でした。笑
だけど、仲間がいたのでモチベーションを落とさず勉強し続ける事ができました。その他には…全般的に最高でしたね!
あえて一つ挙げるとしたら、SQLとネットワーク周りの勉強ができなかったこと。その時に感じていたと言うよりは、ポートフォリオを作成したり実際にエンジニアとして働く中でこの辺の知識が圧倒的に足りないなということに気づきました。

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確かにネットワークの勉強ができないのは辛いですね。エンジニアの基礎の部分なので抜けていると意外と辛い場面があります。とはいえ、全般的に満足だったと。

平田:そうですね。特に質問力・ググり力・勉強習慣の三つはスクールを通して得ることができました。その中でも、最初に不安に感じていた学習が続けられるのかという課題も解決することができて、そういう意味でも学習を続けられたのはよかったなと思います。

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確かに、学習サポートをしていく中で、平田さんの質問力がとても高くてびっくりしたのを覚えています!

平田:そうですか?笑ありがとうございます!

スクール卒業後~転職期間

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では、スクールの卒業後から転職活動の間で抱えていた悩みなどについても教えてください!ちょうど僕がメンタリングをさせていただいた期間ですね。

平田:色々あったと思うんですが、ちょっと待ってくださいね…笑
大きく分けると3つですね。

  • スクールでの学びがプログラミングの氷山の一角であったこと
  • 本質を理解できていなかったこと
  • 他の言語を勉強する機会がなかったこと

スクールでの学びがプログラミングの氷山の一角であった、と気づいたのは自分でアプリケーションを開発している時です。開発環境を整えるところから始めたこともなくて、「あれ、うまくいかないぞ、どうして…」と悩む時間が多かったです。

合わせて、自分が書いているコードの意味など、本質的なところを理解できていなかったことにも気づきました。そのまま書いてもうまく動かなくて、応用力が足りていないなと感じましたね。
ここについては、斎藤さんに質問をしたり、ペアプロの機会をいただいたりしていく中で、少しずつ再学習できた気がしています。

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ペアプロはいいですよね。実務の中でもやっているし、効率的に成長できるので個人的に推しています。あとは、他の言語の勉強機会という観点での悩み?

平田:そうですね、今はJavaの勉強をしているのですが、勉強していく中で「rubyではどう書いていたっけ…?」と思う事が多くて、そこでrubyの復習をすることで、更に定着させることができているなと感じています。
スクールに通っていたときはrubyしかやっていなかったので、そういう経験が出来なくて。これができるとさっきの本質的な理解にも繋がるのかなと思います。

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そう思います。言語は違えどプログラミング言語という点では共通する部分が結構ありますね。

現在とこれから

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では最後に、実際にエンジニアとして働いてみてどうか、またこれからどんなエンジニアになりたいかについて聞かせてほしいです!

平田:今は研修期間中なので、Javaの学習をしています。目標としてはJava Silverの取得、出来たらGoldまで取りたいですね。
実務に入った後のイメージとしては、新規の案件にたくさんチャレンジして、開発していきたいです!
今後の不安としては、研修後に配属先で実践についていけるかが不安ですかね。最初から出来ないことは振らないとは言われているのですが、それでも不安ですね。

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初めての実務は不安ですよね。

平田:そうですね、先輩に同じテックキャンプの卒業生の方もいらっしゃるので、まずはその方々に追いつく気持ちで成長したいと思っています!

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これからはどんなエンジニアになりたいと考えていますか?

平田:ん〜、ちょっと待ってくださいね笑
それこそ、齋藤さんみたいなエンジニアになりたいです!

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僕ですか?!

平田:そうです!
3年後くらいには、たくさん実務経験を積んで、自分が持つ個人のエンジニアのスキルで誰かに価値を提供できるくらいに成長したいと思っています。

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ありがとうございます、僕もこれからまだまだ成長していきますよ!

最後に

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ここまでエンジニアとしての今までとこれからを教えていただきました。 最後に、あえて一言で、エンジニアとして転職できた理由を表すとしたらどう表現しますか?

平田:難しいですね。笑 一言で言えば、逆算です。

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かっこ良すぎて痺れました。詳しく聞かせてください。

平田:(笑)最初は夢中になれる仕事に転職したいという目的で転職を始めました。そこからエンジニアという職種に出会って、スクールに通う事を決めて、転職を成功させる事ができました。これは、理想や目標から逆算して行動できたからだと考えています。

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目標や理想を掲げていたからこそ、モチベーションも高くエンジニアとしての学習を継続し、エンジニアになることができたんですね。

平田:そう思います。これからが本番なので、エンジニアとして活躍できるように更に頑張ります!

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エンジニア仲間として応援しています!
本日は、インタビューさせていただきありがとうございました!

平田:こちらこそ、ありがとうございました!

まとめ

いかがだったでしょうか。

平田さんの夢中になれることを見つけたい、というモチベーションは、たくさんの課題がありつつも自らを奮い立たせて課題を乗り越えて目標達成を後押しした”元気の源”のような気がしました。

自分も夢中になりたい事を見つけたい、毎日ワクワクしたい!と考えている方は、是非僕のお試しセッションを受けてみてください。

ヒアリングを通して、あなたのワクワクすることを一緒に考えていき、言語化していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう。

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