エンジニアキャリア論

【エンジニアキャリア論】転職してよかった!現役エンジニアが感じる未経験からエンジニアになってよかったこと3選

バートリーのさいとうです。

今回の記事では、現役エンジニアが感じる未経験からエンジニアになってよかったこと3選を紹介していきます。

未経験からエンジニアへ転職しようとしている方は、エンジニアを目指す上で、じゃあ実際にキャリアチェンジをすると

  • エンジニアになったら何を得られるの?
  • エンジニアになったらどんな良いことがあるの?
  • 本当にエンジニアになって大丈夫なの?

という不安や悩みを抱えているかもしれません。

僕自身も、エンジニアという仕事を始めるまでは本当にどんな未来が待っているんだろうとモヤモヤしていました。

そんな方々に向けて、私の実体験とエンジニアとしての経験を踏まえ

  • 転職して後悔しないんだろうか
  • エンジニアという職種が盛り上がっている理由とは

という疑問を解消することで、エンジニアになるモチベーションを高めて皆さんのエンジニアを目指すという決断を後押しできればと思います。

なぜこんなにエンジニアという職種が盛り上がっているの?

最初に社会情勢と前提をお伝えします。少し長くなるので、結論だけ知りたい方はこちらから。

数年前から、Youtubeをはじめとした広告では、「エンジニアになるべき!」ということを訴求してくる広告が本当に増えました(僕もそれで興味を持ったので良くわかります)

まずは、社会的な情勢を踏まえて、なぜこんなにエンジニという職種が盛り上がっているのかを考えてみます。

エンジニア需要

エンジニアの需要はここ30年でまだまだ伸びると言われており、みずほリサーチ&テクノロジーズが出している試算によると、

市場規模は拡大していく一方で、最低でも41万人のIT人材が不足する

とされています。

リンク先ではこんな図があるので参考にしてみてください。

参考:海外IT人材動向から読み解く:日本企業のデジタル化を担う優秀なIT人材の獲得に向けた提言(1/2)

ITは万能

ではなぜ市場規模が拡大するかというと、ITの力で解決できる課題(エンジニアが解決できる課題)が本当に増えたためです。

ARやメタバースなどの流行りはもちろん、Saasなどの”〇aas”、今やITの力を使わないとできないことだらけです(個人的にARグラスはドラゴンボールのスカウターみを感じて、とてもワクワクします)。

これは18世紀の蒸気の発明→産業革命が起きた流れと、とてもよく似ています。
当時、手先が器用で工業に精通している人が活躍できていたとしたら、今の時代はITを使いこなせる人材が活躍する時代です。

だから、少なくともここ10年では伸びる市場に飛び込めるという観点でエンジニアという職種が人気なんです。

「エンジニアを目指すべき理由」が危険な理由

ここまで、なぜエンジニアという職種が盛り上がっているのかお伝えしました。

ただ、ここで気をつけたいのが、エンジニアを目指すべき理由です。

ここでお伝えしたいことの結論を先に挙げます。

  • エンジニアを目指すべき理由は人それぞれ
  • 手に職をつけるという言葉は安易に信じない方が良い

それぞれ詳細に説明していきます。

エンジニアを目指すべき理由は人それぞれ

よくあるエンジニアを目指すべき理由として

  • 世界中どこでも働ける!
  • エンジニアは流行りだから!
  • 機械に奪われない仕事!

とあります。どれも間違いではないですが、皆さんに共通する「ありたい姿・やりたいこと」でしょうか?

日本で働くのが好きという人もいれば、PCに向かって仕事するより直接人と関わって働きたい、という人もいます。

エンジニアが盛り上がっている背景で、実は全然向いてなかった・なってみたら辛いという話も聞きます。

なので、本当に自分のやりたいこと・ありたい姿なのか?を踏まえて考えることはとても大切です。

やりたいこと・ありたい姿の見つけ方

そのために先輩に話を聞いてみるというのはとても有効です。

私自身もMENTAというサービスでメンターをしています。

  • 本当にやりたいことを見つけたい
  • エンジニアになるか悩んでいるので相談したい
  • 自分がエンジニアに向いているかどうか相談したい

という方は是非お気軽に以下のリンクを踏んで、「事前に質問する(無料)」というリンクからご相談ください!

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問い合わせ文中に「ブログを読みました!」と付け足していただければ、無料でカジュアル面談を行わせていただきますので、まずはお気軽にご連絡ください!

手に職をつけるという言葉は安易に信じない方が良い

エンジニアはいわゆる専門職と言われ、

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エンジニアは手に職つけられて良いね

と言われることがあります。

これも間違いではないですが、営業・マーケ・人事なども言ってしまえば全て専門職です。

日本の大企業では総合職という仕事が一般的(だった)ため、どうしても手に職をつけるというイメージから離れてしまいます。

ただ、ジョブ型と言われるの働き方が数年前から話題になって、今はその形で採用する企業も増えています。
ジョブ型雇用とは以下のように説明されます。

ジョブ型雇用とは、企業が人材を採用する際に従業員に対して職務内容を明確に定義して雇用契約を結び、労働時間ではなく職務や役割で評価する雇用システム

ジョブ型雇用とは?メンバーシップ型との違いとデメリット・メリット

つまり、「明確にあなたはこれをやってください、これができたら評価しますよ」、という形で雇用される、つまりピンポイントで求められることをこなす専門性や特化した力が必要になります。

そうすると、マーケでも人事でも、日本では一番忘れられがちなマネジメントでも、あらゆる専門性を活かして働くことができます。

その意味では、エンジニアは技術職ではありますが、みんな専門職だからその観点では特別ではないよね、と言えそうです。

これらを前提に、エンジニアだからこそのやりがい・楽しさ・生きやすさがあるので、それらをお伝えできればと思います。

エンジニアになって良かったこと3選

エンジニアになって良かったと思うことは以下の3つです。

  • 創る技術を探求し、それが誰かの役に立つ楽しさ
  • キャリア・人生において「創る」という選択肢が生まれる
  • 身体拡張できる

順に説明していきます。

創る技術を探求し、それが誰かの役に立つ楽しさ

エンジニア技術職ですので、やはり創ることが主な仕事になります。

特にそのプロダクトを「どうやって(How)」創るかを極めたいと考える方にはたまらない仕事だと思います。

そして、その専門性を高めていくことで、より大きく有益な価値を社会に提供することができるようになっていくことが、エンジニアとして働く最大のやりがいに繋がります。

私自身も未経験からエンジニアになるにあたり、最初はとても苦労し、辛いことも多かったですが、1年目を過ぎたあたりから少しずつ創ること自体を楽しめるようになってきました。その結果、さらに新しい技術に触れたり、大きなことに挑戦することができました。

このようにエンジニアは創る仕事であり、そのHowの追求・探求ができることに喜びを感じる方はエンジニアに向いていると思います。

キャリア・人生において「創る」という選択肢が生まれる

自分が創ることができることは、キャリア的な観点ではもちろん、生きる上でも大きなメリットになります。

小学校などでやった図工・美術・技術・音楽などの授業が苦手だった方は、中々社会に出ても創る機会がなく、結果として消費ばかりしてしまう方も少なくないのではないでしょうか?

私は手先が不器用で特に苦手なタイプだったので、その分このエンジニアという仕事に就いて「創ることの喜び」を強く感じました

創ることが楽しくなると、毎日が創造性で満ちてきて、あんなこともこんなこともできるんじゃないかとワクワクします。

上述しましたが、ここ10年くらいはエンジニアとしてスキルがあれば食いっぱぐれることは起こらなそうなので、キャリアの選択肢を増やすという意味でも適している職種なのではないかと思います。

身体拡張できる

最後に私の経験による主観も込みですが、身体拡張できる感覚を味わえるということです。

手先が不器用DIYなんてもってのほか。絵も描けないし音楽もできない自分が、初めて創ることを楽しいと思えたのがプログラミングでした。

それは、プログラムするという行為が、僕の身体を拡張して作りたいものを表現してくれる感覚を味わせてくれるからだと思います。

これは、絵を描くのが得意な人がペンという拡張装置を使って自分の表現をすることができるのと似ていると思います。料理が好きな人なら包丁やフライパンなどに対しても同じ感情を感じることができていると思います。

このように、エンジニアになることで創ることができる自分を認めることができて、人生にワクワクすることができるようになることで、(ちょっと大袈裟かもしれませんが)皆さんの人生が豊かになるきっかけとなるはずです。

まとめ

まとめ
  • エンジニアという職種が盛り上がっているのは、ITが万能で、需要が今後も高まり続けるため
  • エンジニアを目指す理由は人それぞれ。だからちゃんと考えよう。困ったときは先輩を頼ろう
  • エンジニアになって良かったと思うことは、創る技術を探求し、それが誰かの役に立つ楽しさを感じられること。キャリア・人生において「創る」という選択肢が生まれること。身体拡張して創ることを楽しめるようになったこと。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう!

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