バートリーの齋藤です。
今回の記事では、今からエンジニアを目指す時の判断軸という観点で解説をしていきます。
実務経験がないけど、未経験からエンジニアになろうと志している皆さん、エンジニアになるのはどうなんだろう?と調べていくと、こんな矛盾に遭遇したことはないですか?
- 〇〇だから、エンジニアになれ!
- 〇〇だから、エンジニアは辞めとけ!
いや結局どっちなのよ。。。
このように、色々な人たちの話に揺さぶられて、結局自分はエンジニアになるべきか自信が持てない方が多いのではないかと思います。
そんな方々に向けて今回の記事では、エンジニアになるという選択をするにあたり
- 何を判断軸にすれば良いかわからない
- 本当に目指すべきかわからない
という悩みや不安に対して、あなただけの答えが得られるように解説していきます。
今からエンジニアを目指しても大丈夫?
まずは、そもそもエンジニアの社会的な市場感や情勢から抑えていきます。
結論、まだまだエンジニア需要は増加します。
(※1)IT 人材需給に関する調査(みずほ情報総研株式会社) (※2)海外IT人材動向から読み解く:日本企業のデジタル化を担う優秀なIT人材の獲得に向けた提言(みずほリサーチアンドテクノロジー)
- 2025年までに最少で2.6万人、最大で58.4万人のIT人材が不足する(※1)
- 2030年には、最少でも41万人のIT人材が不足する(※2)
という統計データから分かるように、IT人材はまだまだ供給が追いついていません(記事執筆時点での2022年11月時点でもそうだと思います)。
つまり、まだまだホットな拡大の余地がある市場であると言えます。
エンジニアを目指す判断軸とは?
エンジニア市場のデータが抑えられたところで本題の、エンジニアを目指す上での判断軸について考えていきます。
結論としては、エンジニアを目指す判断軸は人それぞれ違うべきです。
それを言ったら元も子もない!
と思われたかもしれません。
- 「エンジニアになれば自由な働き方ができる!」
- 「パソコン一台で、世界中から働くことができる!」
- 「これからの時代はITだ!絶対にプログラミングを勉強してエンジニアになろう!」
これらは、一般的に言われるエンジニアを目指す理由の一部です。
つまり、社会から見たエンジニアのイメージですね。
ただ事実として、離職率は他の業種と比べて高い(厚生労働省の調査結果ではIT業界の離職率は11位で24.8%)というデータがあります。
また、エンジニアになるデメリットが許容できない可能性もあります。例えば、運動する機会が減ったり、人と話す機会が減ったり。
僕の通っていたプログラミングスクールでは、プログラミングの勉強を始めたり、エンジニアとして働くことを調べ始めると、急に挫折する人が続出しました。
これはプログラミングスクール自体を否定しているわけではなく、どんな仕事でもそうですが、それだけ向き不向きがあるということです。
もちろん、経験しないとわからないこともあるので、転職してみて「思ってたんと違った!」となるのも良い経験ではあります。
ただ、「これで自分の人生を変えるんだ!」と強い思いを持っている場合、本当にエンジニアという手段で良いのか?については検討の余地があると思います。
誰かの意見だけを元に決めてしまうと、後々自分の選択を後悔する日が来るかもしれません。
だから、エンジニアを目指す判断軸は人それぞれ違うべきです。
本当にエンジニアを目指すべきか悩んだらやるべきこと
ここまでの話を踏まえると、エンジニアの需要はまだ高まる余地があるけど、目指すべきかどうかは自分次第であるということがわかりました。
そうすると
「何を判断軸にするべきか不安…」
「本当に目指すべきか自信がない…」
という不安や悩みが出てきます。
このときに役に立つ考え方と、実際に使えるサービスを紹介します。
目標を立てる
『7つの習慣』で有名なスティーブン・R・コヴィー先生も、その著書の中で
第2の習慣「終わりを思い描くことから始まる」
という章を作り、実際に目標を立てるためのミッション・ステートメントという方法を提案しています。そのくらい、目標設定というのは重要です。
僕の考える目標設定が重要であると思う理由は2つです。
- 未来の自分にワクワクして、今の自分を奮い立たせることができる
- 本当は望んでいなかった未来を避けることができる
目標の立て方
具体的には、人生の目的設定 → 目的を達成するための長期目標設定 → 長期目標を達成するための短期目標設定という流れで進めていきます。
その中でも、人生の目的設定は以下のような観点で考えます。
- どんな未来を得たいのか?
- どんな役割を果たしたいのか?
- 大切にしたい価値観は何か?
このように、大切にしたいことに気づいて、それを本当に大切にできる未来を得るために目標を立て、その目標を達成するための目標を立てて、という風に大きな枠から小さい枠に絞り込んでいくイメージで設計していきます。
こうすることで、目的から逆算して自分がエンジニアになる理由が見つかっていきます。
この記事の最後に、私の目的や目標をまとめて記載しますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。
人を頼る
とはいえ、いざ目標を立てても、目標達成するのは容易ではありません。
そのために、人を頼りましょう。
ここで大切なのは、自分の目標に近くて、本当にそれを叶えている人を見つけてモデルにすることです。
泉正人さんの『流される力』という書籍の中でも、成長の秘訣は
信頼する人の思考を真似る
ことであると主張されています。
例えば、「エンジニアになりたい」と思っていたら、実際に未経験からエンジニアにキャリアチェンジして活躍している人をモデルにして頼る、ということですね。
信頼できる人を見つけて頼る、これができると一気に目標の達成に近づき始めます。
コーチやメンターを活用する
では、頼る人はどんな人が良いのか?
結論、コーチやエンジニア専門のメンターです。
- エンジニアのメンターだとMENTAで見つけたり
- より一般的にコーチングだと、mentoで見つけたり、個人のコーチと契約する
がおすすめです。
このようなサービスを利用するのがおすすめな理由は、そこにいる人は自分が達成しようとしている目標を既に達成している人だからです。
僕自身、昔から人に頼るのが苦手でしたが、尊敬するコーチと出会い、「なんでもっと早く頼らなかったんだろう」と後悔しました。
そのおかげで、自分の目標を達成しよう!と強く思えています。
実は僕もMENTAでメンターをしています。お試し面談であなたの現状と理想を引き出し、次の行動を促すようなこともさせていただいているので、もし興味があれば是非お申し込みください。
信頼できるコーチやメンターを見つけて、存分に頼ってみてください。
まとめ
- 今からエンジニアを目指しても遅くない!
- エンジニアになるという判断をする軸は人それぞれであるべき
- 判断軸を持つために、目標設定を行うことが効果的
- 目標の設定と達成のために、人を頼ろう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう!
オマケ)私の人生の目的
自分の「ワクワク」に気づき楽しくイキイキとしている人が溢れる社会をつくる